次の文を読み51、52の問いに答えよ。
Aさん(45歳、男性)。両親と3人暮らし。統合失調症で治療中。就労移行支援としてB事業所に週5日通所している。就労中に独語がみられるが、作業に支障はない。B事業所の生活指導員から市の保健師に「Aさんの父親が筋萎縮性側索硬化症(ALS)で入院している。70歳になるAさんの母親は事業所の家族会でも積極的に発言するなどしっかりしている。しかし、Aさんは、自分が父親を1人で介護しなくてはならないと思い込み悩んでいるので、支援して欲しい」と連絡があり、Aさんの希望でB事業所において地区担当の保健師が初回の面接を行った。
51 Aさんに対する保健師の対応で最も適切なのはどれか。
1.保健所保健師への相談を提案する。
2.父親の介護は母親に任せるよう提案する。
3.筋萎縮性側索硬化症(ALS)の症状について説明する。
4.父親の介護について母親を交えて話し合うことを提案する。
解答4
解説
・Aさん(45歳、男性、統合失調症)。
・3人暮らし:両親
・就労移行支援(B事業所に週5日通所)
・就労中:独語がみられるが、作業に支障なし。
・生活指導員「Aさんの父親が筋萎縮性側索硬化症(ALS)で入院している。70歳になるAさんの母親は事業所の家族会でも積極的に発言するなどしっかりしている。しかし、Aさんは、自分が父親を1人で介護しなくてはならないと思い込み悩んでいるので、支援して欲しい」と。
→Aさんの母親は、家族会に出席し、積極的に発言していること、年齢的にも認知面に支障をきたしていないと考えられる。Aさんの思い込みで悩んでいる可能性が高く、一度Aさんの不安を傾聴・共感・情報収集してから、家族で話し合いの機会を提供する支援が必要である。
統合失調症とは、幻覚・妄想・まとまりのない発語および行動・感情の平板化・認知障害ならびに職業的および社会的機能障害を特徴とする。原因は不明であるが、遺伝的および環境的要因を示唆する強固なエビデンスがある。好発年齢は、青年期に始まる。治療は薬物療法・認知療法・心理社会的リハビリテーションを行う。早期発見および早期治療が長期的機能の改善につながる。統合失調症患者の約80%は、生涯のある時点で、1回以上うつ病のエピソードを経験する。統合失調症患者の約5~6%が自殺し,約20%で自殺企図がみられる。したがって、うつ症状にも配慮して、工程がはっきりしたものや安全で受け身的で非競争的なものであるリハビリを提供する必要がある。(※参考:「統合失調症」MSDマニュアル様HPより)
1.× 保健所保健師への相談を提案する優先度は低い。なぜなら、保健所保健師への相談が根本的な解決につながらないため。Aさんの思い込みで悩んでいる可能性が高く、一度Aさんの不安を傾聴・共感しながら家族で話し合いの機会を提供する支援が必要である。まずは、Aさんの不安などについて丁寧な聞き取りを行う。
2.× 父親の介護は母親に任せるよう提案する優先度は低い。なぜなら、Aさんの意思・意向を否定することにつながるため。B事業所の生活指導員から「Aさんが父親を1人で介護しなくてはならないと思い込み悩んでいる」と父親の介護に対して、Aさんの前向きな発言も聞かれている。70歳になるAさんの母親ひとりに任せることは、母親の負担が大きいため、父親の介護を母親一人に任せるよう提案する優先度は低い。
3.× 筋萎縮性側索硬化症(ALS)の症状について説明する優先度は低い。なぜなら、父親の主治医からAさんに、ALSの症状や父親の病状の進行度についてどの程度告知しているかが明らかでない段階で保健師が症状の説明を行うことは、Aさんの精神的な不安定さを助長する可能性が高いため。一度、Aさんの不安を傾聴・共感・情報収集してから、家族で話し合いの機会を提供する支援が必要である。
4.〇 正しい。父親の介護について母親を交えて話し合うことを提案する。まずは、Aさんの「自分が父親を1人で介護しなくてはならない」という思い込みをとくために、家族として協力し合いながら介護を行うという意思決定を支援する必要がある。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、主に中年以降に発症し、一次運動ニューロン(上位運動ニューロン)と二次運動ニューロン(下位運動ニューロン)が選択的にかつ進行性に変性・消失していく原因不明の疾患である。病勢の進展は比較的速く、人工呼吸器を用いなければ通常は2~5年で死亡することが多い。男女比は2:1で男性に多く、好発年齢は40~50歳である。
【症状】3型に分けられる。①上肢型(普通型):上肢の筋萎縮と筋力低下が主体で、下肢は痙縮を示す。②球型(進行性球麻痺):球症状(言語障害、嚥下障害など)が主体、③下肢型(偽多発神経炎型):下肢から発症し、下肢の腱反射低下・消失が早期からみられ、二次運動ニューロンの障害が前面に出る。
【予後】症状の進行は比較的急速で、発症から死亡までの平均期間は約 3.5 年といわれている。個人差が非常に大きく、進行は球麻痺型が最も速いとされ、発症から3か月以内に死亡する例もある。近年のALS患者は人工呼吸器管理(非侵襲的陽圧換気など)の進歩によってかつてよりも生命予後が延長しており、長期生存例ではこれらの徴候もみられるようになってきている。ただし、根治療法や特効薬はなく、病気の進行に合わせて薬物療法やリハビリテーションなどの対症療法を行うのが現状である。全身に筋委縮・麻痺が進行するが、眼球運動、膀胱直腸障害、感覚障害、褥瘡もみられにくい(4大陰性徴候)。終末期には、眼球運動と眼瞼運動の2つを用いたコミュニケーション手段が利用される。
(※参考:「2 筋萎縮性側索硬化症」厚生労働省様HPより)
次の文を読み51、52の問いに答えよ。
Aさん(45歳、男性)。両親と3人暮らし。統合失調症で治療中。就労移行支援としてB事業所に週5日通所している。就労中に独語がみられるが、作業に支障はない。B事業所の生活指導員から市の保健師に「Aさんの父親が筋萎縮性側索硬化症(ALS)で入院している。70歳になるAさんの母親は事業所の家族会でも積極的に発言するなどしっかりしている。しかし、Aさんは、自分が父親を1人で介護しなくてはならないと思い込み悩んでいるので、支援して欲しい」と連絡があり、Aさんの希望でB事業所において地区担当の保健師が初回の面接を行った。
52 その後Aさんの父親の病状が安定したため、関係者によるAさんの父親の退院に向けた検討会を実施した。検討会には、Aさんの希望で地区担当の保健師も出席した。父親は介護認定審査中であり、父親の主治医は在宅療養をするためには訪問介護の利用が必要であるとの意見であった。それに対しAさんは「知らない人が家に来るのが不安だ。自分の病気のことを理解してもらえるだろうか」と話した。
このときのAさんに対する保健師の説明で最も適切なのはどれか。
1.「Aさんの主治医に相談しましょう」
2.「訪問介護員はいつでも交代できますよ」
3.「Aさんがご自身の病気について説明するときに私も同席しますよ」
4.「お父さんのサービス利用はAさんが不在の時間帯に行いましょう」
解答3
解説
・Aさんの父親の退院に向けた検討会を実施。
・Aさんの希望:地区担当の保健師も出席。
・父親:介護認定審査中
・父親の主治医の意見:在宅療養をするためには訪問介護の利用が必要である。
・Aさん「知らない人が家に来るのが不安だ。自分の病気のことを理解してもらえるだろうか」と。
→Aさんは統合失調症を、父親は筋萎縮性側索硬化症を呈している。Aさんの父親の訪問介護の利用であるが、Aさんは「自分の病気のことを理解してもらえるだろうか」と自分のことを心配・不安に思っている。Aさんの不安も解決できるよう支援する必要がある。
1.× 「Aさんの主治医に相談しましょう」は優先度は低い。なぜなら、Aさんの不安は「疾患によるもの」ではなく、「訪問介護員との関係性」なものであるため。
2.× 「訪問介護員はいつでも交代できますよ」は優先度は低い。なぜなら、Aさんは、「交代可能かどうか」ではなく、父親の訪問介護員に自分の病気のことを理解してもらえるか不安に感じているため。
3.〇 正しい。「Aさんがご自身の病気について説明するときに私も同席しますよ」はこのときのAさんに対する保健師の説明で最も優先度が高い。なぜなら、保健師が同席することで必要に応じて、Aさんや父親の病気について説明することができるため。
4.× 「お父さんのサービス利用はAさんが不在の時間帯に行いましょう」は優先度は低い。なぜなら、Aさんが不在の時間に合わせてサービス利用をすることは、Aさんの「自分の病気のことを理解してもらえるだろうか」という心配・不安に沿ったものではないため。
次の文を読み53、54の問いに答えよ。
A市は、平成18年に5つの市町村が合併してできた人口約6万人、高齢化率32%の市である。主要産業は漁業と農業である。市街地が分散しており、学校や福祉施設も多い。一部の町内会は活発に活動している。A市総合計画では、健康増進および居宅での介護体制の推進を掲げており、介護保険施設の入所定員は増やさない方針である。
53 A市の保健師は、健康相談のときに50歳代の住民から「自分の祖父母は70歳代から施設に入所していた。自分の親が80歳になり、できる限り自宅で暮らしたいと言っているが、将来自宅で親を看取ることについては想像がつかない」という話を聞いた。
市民全体の看取りの現状を把握するために収集する情報で優先されるのはどれか。
1.要介護認定者数
2.死亡場所別の死亡者数
3.長期入院中の高齢者数
4.介護保険施設の平均入所年数
5.介護保険の居宅サービスの利用者数
解答2
解説
・A市(人口約6万人、高齢化率32%)
・主要産業:漁業、農業
・市街地が分散、学校や福祉施設も多い。
・一部町内会:活発に活動している。
・A市総合計画の課題:健康増進および居宅での介護体制の推進。
・方針:介護保険施設の入所定員は増やさない。
・50歳代住民「自分の祖父母は70歳代から施設に入所していた。自分の親が80歳になり、できる限り自宅で暮らしたいと言っているが、将来自宅で親を看取ることについては想像がつかない」
・目的:市民全体の看取りの現状を把握する。
→市民全体の看取りの現状を把握するには、「死亡場所」など把握する必要がある。
1.× 要介護認定者数は、市民全体の看取りの現状を把握できない。要介護認定者数から要介護状態にある者の人数はある程度把握できる。ちなみに、要介護者等について、介護が必要になった主な原因について見ると、「認知症」が18.7%と最も多く、次いで、「脳血管疾患(脳卒中)」15.1%、「高齢による衰弱」13.8%、「骨折・転倒」12.5%となっている。(データ引用:「第1章 高齢化の状況(第2節 2)」内閣府HPより)
2.〇 正しい。死亡場所別の死亡者数は、最も優先される。なぜなら、死亡場所が、「自宅か?、施設・医療機関か?」を調査することにより、看取りの現状が把握できるため。ちなみに、死亡場所別でいえば、1位:病院が約7割、2位:自宅が1.5割、3位老人ホームが1割となっている。(※データ引用:「第1-25表 死亡数・構成割合,死亡場所×年次別」厚生労働省HPより)
3.× 長期入院中の高齢者数は、市民全体の看取りの現状を把握できない。長期入院中の高齢者数を調査することにより、高齢者の入院医療の実態はある程度把握できる。これを調べたい場合は、患者調査から読み取れる。患者調査は、病院および診療所を利用する患者について、その傷病状況などの実態を明らかにし、医療行政の基礎資料を得ることを目的とした調査である。
4.× 介護保険施設の平均入所年数は、市民全体の看取りの現状を把握できない。介護保険施設の平均入所年数を調査することにより、施設入所者の実態は把握できる。ちなみに、在所者の在所期間をみると、介護老人福祉施設では、「5年以上」が28.2%、介護老人保健施設及び介護療養型医療施設では、「1~2年未満」がそれぞれ23.3%、35.6%と多くなっている。累積百分率をみると、介護老人保健施設及び介護療養型医療施設では、「1~2年未満」で約8割に達しているのに対し、介護老人福祉施設では4割に達していない。(※参考:「介護保険施設の利用者の状況」厚生労働省HPより)
5.× 介護保険の居宅サービスの利用者数は、市民全体の看取りの現状を把握できない。介護保険の居宅サービスの利用者数を調査することにより、居宅介護サービスの実態はある程度把握できるが。
目的:病院・診療所を利用する患者について、傷病状況の実態を明らかにする。
調査頻度:3年に1回、医療施設静態調査と同時期に実施している。
調査対象:標本調査(全国の病院、一般診療所、歯科診療所から層化無作為により抽出した医療施設の患者)
調査項目:患者の性別、出生年月日、住所、入院・外来の種別、受療の状況等。
調査方法:医療施設の管理者が記入。
(参考:「患者調査(基幹統計)」厚生労働省HPより)
次の文を読み53、54の問いに答えよ。
A市は、平成18年に5つの市町村が合併してできた人口約6万人、高齢化率32 %の市である。主要産業は漁業と農業である。市街地が分散しており、学校や福祉施設も多い。一部の町内会は活発に活動している。A市総合計画では、健康増進および居宅での介護体制の推進を掲げており、介護保険施設の入所定員は増やさない方針である。
54 A市住民からは、「自宅で長く暮らしたい」という意見が多く聞かれた。一方で、従来とは労働形態や家族形態が変化し、高齢者のみの世帯も増えており、「1人では不安だ」との意見も聞かれる。
A市における共生社会の実現を目指して、保健師が取り組む事業で最も適切なのはどれか。
1.認知症予防教室
2.介護技術を学習する教室
3.住民相互の高齢者見守り活動の推進
4.認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)の見学会
解答3
解説
・住民から「自宅で長く暮らしたい」と。
・従来とは労働形態や家族形態が変化し、高齢者のみの世帯も増えており、「1人では不安だ」との意見も聞かれる。
・目標:A市における共生社会の実現
→共生社会とは、さまざまな人々が、すべて分け隔てのなく暮らしていくことのできる社会である。障害のある人もない人も、支える人と支えを受ける人に分かれることなくともに支え合い、さまざまな人々の能力が発揮されている活力ある社会である。
1.× 認知症予防教室は、地域の住民同士が支え合う共生社会の実現のための取り組み事業とはいえない。認知症予防教室とは、その名の通り認知症予防に関する情報や活動について学ぶ場であり、「食事」「運動」「脳」の3分野から生活習慣に体系的アプローチを行い、認知症発症の予防・改善・遅延を目指すプログラムメソッドである。認知症予防教室は、健康寿命の延伸や介護予防としては重要である。
2.× 介護技術を学習する教室は、地域の住民同士が支え合う共生社会の実現のための取り組み事業とはいえない。介護技術を学習する教室は、在宅介護の推進において重要である。
3.〇 正しい。住民相互の高齢者見守り活動の推進は、地域の住民同士が支え合う共生社会の実現のための取り組み事業である。共生社会とは、さまざまな人々が、すべて分け隔てのなく暮らしていくことのできる社会である。障害のある人もない人も、支える人と支えを受ける人に分かれることなくともに支え合い、さまざまな人々の能力が発揮されている活力ある社会である。
4.× 認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)の見学会は、地域の住民同士が支え合う共生社会の実現のための取り組み事業とはいえない。認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)の見学会は、高齢者本人および家族が認知症になったときの生活の選択肢としてイメージをもてることにつながる。認知症対応型共同生活介護(グループホーム)とは、認知症である者について、共同生活を営むべき住居において、入浴・排泄・食事などの介護、その他日常生活上の世話および機能訓練を行うことをいう。共同生活のなかで利用者の認知症の改善を図る施設である。
次の文を読み55の問いに答えよ。
従業員300人の文具会社。部署は開発部門、販売部門、広報部門に分かれている。この会社の定期健康診断の問診時の主訴で多かったのは、腰痛および眼の疲れであった。社内の健康管理室の保健師が、これらの主訴を配属別に分類したところ、腰痛は販売部門の配送センターの社員に特に多いことが分かった。配送センターには、注文に応じて商品の仕分け作業をする社員50人が働いている。健康管理室の保健師は、配送センターにおける腰痛への対策を行う必要があると考えた。
55 保健師が実施することで最も優先されるのはどれか。
1.職場巡視を行う。
2.腰痛を訴える者に保健指導を行う。
3.腰痛体操を休憩時間に行うことを計画する。
4.配送センターの社員に運動機能の測定を行う。
解答1
解説
・文具会社(従業員300人)。
・部署:開発部門、販売部門、広報部門。
・主訴:腰痛および眼の疲れ。
・腰痛:販売部門の配送センターの社員に特に多い。
・配送センター:注文に応じて商品の仕分け作業をする社員50人が働いている。
・課題:腰痛への対策を行う。
→配送センターの社員に特に多いことから、職業性腰痛が疑われる。職業性腰痛とは、各種の仕事が原因で起こる腰痛の総称である。例えば、業務中に重量物を運搬することで腰への負担がかかり腰痛を発症するケースや、毎日の中腰作業が原因で腰痛をきたす場合など、それぞれの職業における日常動作に起因する。つまり、原因が①作業方法や②作業環境に起因する。
1.〇 正しい。職場巡視を行う。職場巡視とは、作業環境を実際に見て、安全衛生上の問題点を見出し改善していくことを目的としている。事業者は産業医に対して、職場巡視を実施する機会と情報を提供しなければならない。配送センターの社員に特に多いことから、職業性腰痛が疑われる。職業性腰痛とは、各種の仕事が原因で起こる腰痛の総称である。例えば、業務中に重量物を運搬することで腰への負担がかかり腰痛を発症するケースや、毎日の中腰作業が原因で腰痛をきたす場合など、それぞれの職業における日常動作に起因する。つまり、原因が①作業方法や②作業環境に起因する。まず、配送センターの職場巡視を行い、職場全体の現状を把握するとともに課題を見極めることが優先される。
2~4.× 腰痛を訴える者に保健指導を行うこと/腰痛体操を休憩時間に行うことを計画すること/配送センターの社員に運動機能の測定を行うこと/の優先度は低い。なぜなら、保健指導は個別の対応であり、腰痛への対策の予防的かつ根本的な解決にはならないため。原因となる作業などが改善されない限り、腰痛の根本的な解決にはならない。ちなみに、腰痛体操は、①McKenzie体操(マッケンジー法)と②Williams体操(ウィリアムス体操)が主にあげられる。
McKenzie体操(マッケンジー法):ニュージーランドの理学療法士「ロビン・マッケンジー氏」により考案された、腰部の伸展を主に行う運動である。脊柱の生理的前弯の減少に対し、関節可動域を改善することで脊柱前弯を獲得させ、椎間板内の髄核を前方に移動させることを目的に行う。
Williams体操(ウィリアムス体操):目的は、腰痛症に対して腰部の負担を軽減することである。方法として、腹筋・大殿筋・ハムストリングス・背筋群のストレッチングを行う。
※注意:解説はすべてオリジナルのものとなっています。私的利用の個人研究・自己研鑽のため作成いたしました。間違いや分からない点があることをご了承ください。またコメントにて解き方等教えてくださると幸いです。