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6 マズロー.A.H. の基本的欲求の階層で、集団の一員でありたいという欲求はどれか。
1.安全の欲求
2.承認の欲求
3.自己実現の欲求
4.所属と愛の欲求
解答4
解説

(※画像引用:「マズローの法則とは? 知っておくべき5つの欲求」STUDY HACKER様HP)
人間の欲求を自己実現に向かう5段階の階層で示したものである。最下層から最上層に向かって、①生理的欲求、②安全欲求、③認知欲求(愛と所属の欲求)、④承認欲求、⑤自己実現欲求の順である。
①生理的欲求:食事や睡民、排泄など、最も基本的な欲求
②安全欲求:人間が生きるための基本的な欲求、危険から逃れ、生活するうえでの安全・安定への欲求である。
③認知欲求、社会的欲求(愛と所属の欲求):友人や家族等の周囲の人々と関わりたいという集団への帰属を求める社会的な欲求である。
④承認欲求:自分が他者から価値のある存在であると認められたい、尊敬されたいという欲求である。
⑤自己実現欲求:自分の世界観・人生観に基づいて、「あるべき自分」になりたいと願う欲求である。
※近年、⑥自己超越の欲求を第6段階としては発表している。これは「社会をより良いものにしたい」など自分のエゴを超えたレベルの理念を実現したいという、他者や社会など自分の外にあるものにベクトルが向いている欲求である。
1.× 安全の欲求は、第2段階目に位置する人間が生きるための基本的な欲求、危険から逃れ、生活するうえでの安全・安定への欲求である。
2.× 承認の欲求は、第4段階目に位置する自分が他者から価値のある存在であると認められたい、尊敬されたいという欲求である。
3.× 自己実現の欲求は、最上層の第5段階目に位置する自分の世界観・人生観に基づいて、「あるべき自分」になりたいと願う欲求である。
4.〇 正しい。所属と愛の欲求は、基本的欲求の階層で、集団の一員でありたいという欲求である。
・所属と愛の欲求(認知欲求、社会的欲求)は、第3段階目に位置する友人や家族等の周囲の人々と関わりたいという集団への帰属を求める社会的な欲求である。
7 Down〈ダウン〉症候群の原因となるのはどれか。
1.5番染色体
2.13番染色体
3.18番染色体
4.21番染色体
解答4
解説
Down症候群とは、染色体異常が原因で知的障害が起こる病気である。常染色体以上疾患の中で最多である。Down症候群になりうる異常核型は、3種に大別される。①標準トリソミー型:21トリソミー(93%)、②転座型(5%)、③モザイク型(2%)である。発症率は、平均1/1000人である。しかし、35歳女性で1/300人、40歳女性1/100人、45歳女性1/30人と、出産年齢が上がるにつれて確率が高くなる。症状として、①特異な顔貌、②多発奇形、③筋緊張の低下、④成長障害、⑤発達遅滞を特徴とする。また、約半数は、先天性心疾患や消化管疾患などを合併する。特異顔貌として、眼瞼裂斜上・鼻根部平坦・内眼角贅皮・舌の突出などがみられる。
1.× 5番染色体は、ネコ鳴き症候群に関連する。
・ネコ鳴き症候群とは、クリ・デュ・チャット症候群ともいい、5番染色体の異常によって生じる遺伝子疾患である。甲高い子猫のような泣き声が特徴的であり、中等度〜重度の精神運動遅滞を認める。そのほか身体的特徴として、小頭症、小顎、心臓欠陥、脊柱側弯症、鼠径ヘルニアなどがある。てんかんや心疾患の程度により予後が左右される。
2.× 13番染色体は、パトウ症候群(Patau症候群)に関連する。
・パトウ症候群とは、余分な13番染色体によって引き起こされる染色体異常症の一種である。重度の知的障害と様々な身体的異常(口唇裂と口蓋裂、小さな眼、瞳孔の欠損、網膜の発育不良など)がみられる。典型的には体格が小さく、しばしば脳、眼、顔面、心臓に重大な異常がみられる。
3.× 18番染色体は、エドワーズ症候群(Edwards症候群)に関連する。
・エドワーズ症候群とは、余分な18番染色体によって引き起こされる染色体異常症の一種である。通常は知的障害と出生時低身長のほか、重度の小頭症、心奇形、後頭部突出、変形を伴う耳介低位、やつれたような特徴的顔貌などの様々な先天奇形で構成される。
4.〇 正しい。21番染色体は、ダウン症候群の原因となる。
・21トリソミーとは、ダウン症候群ともいい、第5指中節骨異形成、房室中隔欠損、十二指腸閉鎖の他にも①特異な顔貌、②多発奇形、③筋緊張の低下、④成長障害、⑤発達遅滞を特徴とする。また、約半数は、先天性心疾患や消化管疾患などを合併する。特異顔貌として、眼瞼裂斜上・鼻根部平坦・内眼角贅皮・舌の突出などがみられる。
8 乳幼児期の手先の運動で最も早くできるようになるのはどれか。
1.はさみを使う。
2.丸(円)を描く。
3.ガラガラを握る。
4.積み木で塔を作る。
解答3
解説

(※図:日本版デンバー式発達スクリーニング検査)
1.× はさみを使う。
これは、2歳頃からはさみに興味をもち、3歳頃になると簡単な直線切りが少しずつ可能になる。なぜなら、はさみを使うには、手指の巧緻運動、目と手の協調、道具の操作理解が必要であるため。
2.× 丸(円)を描く。
これは、2〜3歳頃にみられる。
3.〇 正しい。ガラガラを握る。
乳幼児期の手先の運動で最も早くできるようになる。生後2か月ごろから、把握反射を示し、ガラガラを握ることができる。
4.× 積み木で塔を作る。
これは、1歳半頃には積み木を数個積むことができ、2歳頃にはより高い塔を作れるようになる。
9 乳児期と比べて学童期にみられる身体生理機能の変化はどれか。
1.血圧の上昇
2.胃容量の減少
3.膀胱容量の減少
4.腹式呼吸への移行
解答1
解説
・乳児期とは、生後1歳から1歳半頃までのことである。
・学童期とは、一般的に6歳から12歳までの小学生をさす。
1.〇 正しい。血圧の上昇は、乳児期と比べて学童期にみられる身体生理機能の変化である。なぜなら、成長に伴って心臓の拍出力や血管系が発達し、体格も大きくなるため。一般に、年齢が上がるほど血圧は上昇し、脈拍数・呼吸数は低下する。
2.× 胃容量は、「減少」ではなく増加する。なぜなら、成長に伴って消化管も発達し、身体の大きさに応じて胃容量が大きくなるため。
3.× 膀胱容量は、「減少」ではなく増加する。なぜなら、成長に伴って膀胱も発達し、尿をためられる量が増えるため。
4.× 「腹式呼吸」ではなく胸式呼吸への移行する。乳児は横隔膜に依存した腹式呼吸が中心であり、成長に伴って肋間筋が発達して胸式呼吸が可能になる。
・胸式呼吸とは、肋間筋の働きで胸郭を広げることによって行う呼吸運動である。
・腹式呼吸とは、鼻から息を吸いながらお腹を膨らませ、ゆっくり口から息を吐きながら腹部を凹ませる。胸式呼吸に比べて1回換気量が増加するので、呼吸困難を軽減できる。
10 令和4年(2022年)の国民生活基礎調査で、世帯総数における核家族世帯の割合に最も近いのはどれか。
1.40%
2.50%
3.60%
4.70%
解答3
解説

(※引用:「2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況」厚生労働省様HPより)
1.× 40%
2.× 50%
4.× 70%
これらは、世帯総数における核家族世帯の割合ではない。
3.〇 正しい。60%は、世帯総数における核家族世帯の割合である。内訳は、「夫婦のみの世帯24.5%+夫婦と未婚の子のみの世帯25.8%+ひとり親と未婚の子のみの世帯6.8%」=57.1%である。
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