【3問】看護方式についての問題「まとめ・解説」

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※問題の引用:厚生労働省より

※注意:解説はすべてオリジナルのものとなっています。私的利用の個人研究のため作成いたしました。間違いや分からない点があることをご了承ください。

MEMO

・まとめてもらいたい問題や希望、漏れがあったらコメントください。

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109回 午後

46 医療施設において、患者の入院から退院までの看護を1人の看護師が継続して責任をもつことを重視した看護体制はどれか。

1.機能別看護方式
2.患者受け持ち方式
3.チームナーシングシステム
4.プライマリナーシングシステム

解答4

解説

1.× 機能別看護方式とは、患者に提供される看護業務(与薬や処置など)の係を決めて分業するシステムである。投薬、検温、注射など内容別に分類した看護業務を各看護師に割り当て、複数の看護師が分担して看護を行う。メリットとしては、患者に対して一定の看護水準のケアを提供できるが、デメリットとしては、総合的かつ継続的な看護の提供は難しいことがあげられる。
2.× 患者受け持ち方式とは、複数の特定の患者を看護師1人が受け持ち、日ごとのケアの実施から診療の補助まですべてを担当する方式である。勤務帯ごとに各看護師が担当する患者を決めて受け持つ。
3.× チームナーシングシステムとは、各チームにリーダーを置き、リーダーの指示・協力を得ながら、複数のメンバーナースがケアを実施するシステムである。患者を複数のグループに分け、各グループを専属の看護師チームが受け持つ。チームナーシングの課題は、一人の患者さんに対して一人の看護師がつくことによる、①同一の看護が継続されにくい、②看護師の経験や能力・スキルにより看護にばらつきが出てしまう可能性がある。
4.〇 正しい。プライマリナーシングシステムが、医療施設において、患者の入院から退院までの看護を1人の看護師が継続して責任をもつことを重視した看護体制である。1人の看護師が特定の患者を入院から退院まで継続的に担当するシステムである。

プリセプターシップとは?

プリセプターシップとは、新人看護師のオリエンテーションを効果的に行い、看護師としての適応を促す方法である。一人の新人看護師(プリセプティ)に、一人の先輩看護師(プリセプター)がつき、1年間を通じて行う教育指導である。

【利点】
①マンツーマンで技術の習得が早い(すぐ質問できる)。
②業務内容や方向性に一貫性がある。
③一人ひとりの特徴に合った指導を受けることができる。

【欠点】
①人間関係
・人間関係がうまくいかなかった場合早期離職に繋がりやすい。
・他の先輩に聞きづらい。
・プリセプターの実力不足。

 

 

 

 

110回 午前

70 プリセプターシップの説明で正しいのはどれか。

1.仕事と生活の調和を図ること
2.主体的に自らのキャリアを計画し組み立てること
3.チームリーダーのもとに看護ケアを提供すること
4.経験のある看護師が新人看護師を1対1で指導・助言すること

解答4

解説

プリセプターシップとは?

プリセプターシップとは、新人看護師のオリエンテーションを効果的に行い、看護師としての適応を促す方法である。一人の新人看護師(プリセプティ)に、一人の先輩看護師(プリセプター)がつき、1年間を通じて行う教育指導である。

【利点】
①マンツーマンで技術の習得が早い(すぐ質問できる)。
②業務内容や方向性に一貫性がある。
③一人ひとりの特徴に合った指導を受けることができる。

【欠点】
①人間関係
・人間関係がうまくいかなかった場合早期離職に繋がりやすい。
・他の先輩に聞きづらい。
・プリセプターの実力不足。

1.× 仕事と生活の調和を図ることは、ワークライフバランスである。ただし、本来は年齢や性別を問わず、働く人すべてに関係する考え方のことを指す。2007年に内閣府が定めた「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」によると、ワーク・ライフ・バランスが実現した社会とは、「国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」と定められている。
2.× 主体的に自らのキャリアを計画し組み立てることは、キャリアデザインである。キャリアアップとは、特定の分野について今よりもさらに専門的な知識を身に付け、能力を向上させて経歴を高めることである。将来のなりたい姿やありたい自分を実現するために、自分の職業人生を主体的に設計し、実現していくことである。
3.× チームリーダーのもとに看護ケアを提供する看護方式はチームナーシングである。チームナーシングとは、チームメンバーを決めて、そのなかにリーダーやメンバーである看護師、看護補助者などを入れてチーム全体で看護をおこなっていくものである。看護方式の歴史としては、受け持ち方式から機能別看護方式、それからチームナーシングがおこなわれるようになった経緯がある。チームナーシングの課題は、一人の患者さんに対して一人の看護師がつくことによる、①同一の看護が継続されにくい、②看護師の経験や能力・スキルにより看護にばらつきが出てしまう可能性がある。一方、一人の患者さんに一人の看護師が担当し入院から退院までを受け持つ看護方式をプライマリーナーシングという。
4.〇 正しい。プリセプターシップとは、一人の新人看護師(プリセプティ)に一人の先輩看護師(プリセプター)がついて指導・助言することを1年間通じて行う教育指導である。

 

 

 

111回 午後

73 機能別看護方式の説明で正しいのはどれか。

1.勤務帯ごとに各看護師が担当する患者を決めて受け持つ。
2.内容別に分類した看護業務を複数の看護師が分担して実施する。
3.1人の看護師が1人の患者を入院から退院まで継続して受け持つ。
4.患者を複数のグループに分け、各グループを専属の看護師チームが受け持つ。

解答2

解説

機能別看護方式とは?

機能別看護方式とは、患者に提供される看護業務(与薬や処置など)の係を決めて分業するシステムである。投薬、検温、注射など内容別に分類した看護業務を各看護師に割り当て、複数の看護師が分担して看護を行う。メリットとしては、患者に対して一定の看護水準のケアを提供できるが、デメリットとしては、総合的かつ継続的な看護の提供は難しいことがあげられる。

1.× 勤務帯ごとに各看護師が担当する患者を決めて受け持つことは、「受け持ち方式」である。
2.〇 正しい。内容別に分類した看護業務を複数の看護師が分担して実施することは、「機能別看護方式」である。
3.× 1人の看護師が1人の患者を入院から退院まで継続して受け持つことは、「プライマリナーシングシステム」である。
4.× 患者を複数のグループに分け、各グループを専属の看護師チームが受け持つことは、「チームナーシングシステム」である。

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