助産師ランダム問題（第95～107回）

在胎38週0日、体重2800gで出生した児。出生直後に21トリソミーにみられる特異な顔貌を認めた。出生後30分の観察にて、体温36.7℃、呼吸数28/分、心拍数134/分、整。第1排尿はない。
　対応で適切なのはどれか。

34歳の初妊婦。妊娠20週2日、単胎である。学童期に気管支喘息と診断され、最終発作は1年前である。現在は自宅近くの病院で妊婦健康診査を受けており、妊娠経過は正常である。日常生活に問題はない。自宅から車で4時間のところにある実家に里帰りして出産することを希望している。
　妊婦健康診査の際に、里帰り分娩について相談を受けた助産師が勧める内容で適切なのはどれか。

40歳の初産婦。妊娠経過は順調であったが、妊娠38週の妊婦健康診査で血圧が140/95mmHgとなり、分娩誘発が行われて順調に経腟分娩した。産褥1日目に突然｢胃のあたりが痛い｣と訴え、苦悶様表情を浮かべている。意識は清明で血圧170/110mmHg、脈拍100/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉98%（room air）である。
　直ちに行うべき検査はどれか。

在胎38週0日、体重2300gで出生した児。小頭症、心奇形および白内障が認められた。
　この症例の診断において優先される確認事項はどれか。

新生児が百日咳に罹患した場合、重症度を評価するために観察すべき臨床症状はどれか。